デジタルカメラの選び方 ― 2009/10/10
電気屋さんに行くといろんな種類のデジカメが並んでいます。キャノンやニコン、オリンパスなど、一流ブランドの製品なので、一見するとどれもちゃんとした品物のように見えますが、実は、そうではありません。買ってから、使いにくい、ちゃんとした写真が撮れないといったことがよくあります。
一流ブランドが、値段が安くて完成度の低い製品を作って売ることは、そのブランド価値を低下させることに他ならないのですが、長引く不況の中、よく売れたらいいやという考えで製造、販売されている製品が少なからずあるようです。
デジタルカメラについては、使う(買う)人たちが写真やカメラのことをよく知らないのをいいことに、多くの酷い品物が、製造・販売されています。FlickerやMixi、Facebookなどに掲載されている写真を見れば、沢山の粗悪なデジタルカメラが世間に出回っていることがよく解ります。
ビジネスの世界にマーケティングの考え方(顧客中心の考えから)が浸透し、メーカーは、お客の求める製品を企画、製造するようになってきたようですが、それにより、カメラを知らない素人の好みが、製品の企画、設計に反映されるようになり、製品の完成度を低くしてしまっています。
以前なら、日本の多くの製造メーカーは、もの作りにこだわりを持ち、また、顧客に、何が「いいもの」「本物」かを伝えるために、相応の努力をしてきたよう思うのですが、今では、そんな面倒なことをするよりも、それっぽいものをお手頃価格で量販する方が採算がいいと考えるようになったよう見受けられます。
で、まあ、これを読んでいる人と、日本のカメラメーカーの未来のために、ここで正しいコンパクトデジカメの選び方について書きます。
写真を撮る上で大事なこと=カメラを選ぶ上で重要なことがいくつかああります。
(1)ピントがちゃんと合うこと
1.ピントを合わせるのに要する時間が短い
2.ピントを合わせたいところ(狙った場所)にピントを合わせやすい
(2)シャッターがタイミングよく切れること
1.レリーズタイムラグが短い
2.カメラ自体の起動に要する時間が短い
3.連写ができる
(3)露出がちゃんと合うこと
1.露出調整の機構(電子回路やプログラム)の性能がいい
2.マニュアルでの露出補正が簡単にできる
3.レンズが明るい(露出調整の幅が広がる)
4.高感度で撮影してもノイズが少ない(露出調整の幅が広がる)
(4)レンズの性能がいいこと
1.レンズが明るい(開放時のf値が小さい)
2.広角端でも画像の歪みが少ない
3.望遠端でもケラレない
4.発色がよくシャープで味のある画像が撮れる
やや複雑でわかりにくいのですが、カメラを購入するときには、これらの要素を注意深くチェックする必要があります。わかりやすく言うと、
(1)オートフォーカスの精度が高く、動作が早い
(2)シャッターボタンを押してから画像が記録されるまでの時間差が短い
(3)レンズが明るい(開放f値が小さい)。
(4)CCDまたはCMOSの性能がよく、高感度で撮影してもノイズが少ない
(5)CCDまたはCMOSのサイズが大きい=1画素あたりの面積が大きい(実は、これが非常に大切なので、カタログやウェブサイトを注意深く読んで大きさを調べて下さい)
(6)マニュアル露出補正の際の操作性がいい
(7)レンズの基本性能がいい(高倍率ズームはNG)
ということになります。
これらの全ての条件をちゃんと満たしたモデルは、数少なく、また、お値段も高めです。逆に言うと、これらの条件を満たしていない代わりに、値段の安いジャンクカメラが市場の大半を占めてしまっています。
日本のモノ造り(といってもほとんどが中国か東南アジアで生産されていますが)、こんなのでいいのかという疑問を感じます。
ご参考までに、今日の時点で、これはいいなと思えるコンパクトデジカメ・ベスト10を紹介します。
(1)キャノンPowershot G11(これは素晴らしい)
(2)キャノンPowershot S90(G11と同じ中身で小さい)
(3)Sony DSC-TX1(画期的なCMOSを搭載して高感度に強い)
(4)Sony DSC-WX1
(5)FinePix F200EXR(1/1.6型 スーパーCCDハニカムEXR)
(6)Richo GR Digital Ⅱ(単焦点レンズ)
(7)Leica D-LUX 4(お値段高め)
(8)Pnanasonic LUMIX DMC-LX3
(9)Leica X1(Leicaは真面目にカメラを作っています)
(10)Nikon COOLPIX P6000
これらに共通して言えるのは、CCDまたはCMOSの受光面積が大きく、レンズが明るく、ズーム倍率が低いことです。
コンパクトデジカメを買うときには、それを条件に慎重にカメラ選びをすることをお勧めします。
一流ブランドが、値段が安くて完成度の低い製品を作って売ることは、そのブランド価値を低下させることに他ならないのですが、長引く不況の中、よく売れたらいいやという考えで製造、販売されている製品が少なからずあるようです。
デジタルカメラについては、使う(買う)人たちが写真やカメラのことをよく知らないのをいいことに、多くの酷い品物が、製造・販売されています。FlickerやMixi、Facebookなどに掲載されている写真を見れば、沢山の粗悪なデジタルカメラが世間に出回っていることがよく解ります。
ビジネスの世界にマーケティングの考え方(顧客中心の考えから)が浸透し、メーカーは、お客の求める製品を企画、製造するようになってきたようですが、それにより、カメラを知らない素人の好みが、製品の企画、設計に反映されるようになり、製品の完成度を低くしてしまっています。
以前なら、日本の多くの製造メーカーは、もの作りにこだわりを持ち、また、顧客に、何が「いいもの」「本物」かを伝えるために、相応の努力をしてきたよう思うのですが、今では、そんな面倒なことをするよりも、それっぽいものをお手頃価格で量販する方が採算がいいと考えるようになったよう見受けられます。
で、まあ、これを読んでいる人と、日本のカメラメーカーの未来のために、ここで正しいコンパクトデジカメの選び方について書きます。
写真を撮る上で大事なこと=カメラを選ぶ上で重要なことがいくつかああります。
(1)ピントがちゃんと合うこと
1.ピントを合わせるのに要する時間が短い
2.ピントを合わせたいところ(狙った場所)にピントを合わせやすい
(2)シャッターがタイミングよく切れること
1.レリーズタイムラグが短い
2.カメラ自体の起動に要する時間が短い
3.連写ができる
(3)露出がちゃんと合うこと
1.露出調整の機構(電子回路やプログラム)の性能がいい
2.マニュアルでの露出補正が簡単にできる
3.レンズが明るい(露出調整の幅が広がる)
4.高感度で撮影してもノイズが少ない(露出調整の幅が広がる)
(4)レンズの性能がいいこと
1.レンズが明るい(開放時のf値が小さい)
2.広角端でも画像の歪みが少ない
3.望遠端でもケラレない
4.発色がよくシャープで味のある画像が撮れる
やや複雑でわかりにくいのですが、カメラを購入するときには、これらの要素を注意深くチェックする必要があります。わかりやすく言うと、
(1)オートフォーカスの精度が高く、動作が早い
(2)シャッターボタンを押してから画像が記録されるまでの時間差が短い
(3)レンズが明るい(開放f値が小さい)。
(4)CCDまたはCMOSの性能がよく、高感度で撮影してもノイズが少ない
(5)CCDまたはCMOSのサイズが大きい=1画素あたりの面積が大きい(実は、これが非常に大切なので、カタログやウェブサイトを注意深く読んで大きさを調べて下さい)
(6)マニュアル露出補正の際の操作性がいい
(7)レンズの基本性能がいい(高倍率ズームはNG)
ということになります。
これらの全ての条件をちゃんと満たしたモデルは、数少なく、また、お値段も高めです。逆に言うと、これらの条件を満たしていない代わりに、値段の安いジャンクカメラが市場の大半を占めてしまっています。
日本のモノ造り(といってもほとんどが中国か東南アジアで生産されていますが)、こんなのでいいのかという疑問を感じます。
ご参考までに、今日の時点で、これはいいなと思えるコンパクトデジカメ・ベスト10を紹介します。
(1)キャノンPowershot G11(これは素晴らしい)
(2)キャノンPowershot S90(G11と同じ中身で小さい)
(3)Sony DSC-TX1(画期的なCMOSを搭載して高感度に強い)
(4)Sony DSC-WX1
(5)FinePix F200EXR(1/1.6型 スーパーCCDハニカムEXR)
(6)Richo GR Digital Ⅱ(単焦点レンズ)
(7)Leica D-LUX 4(お値段高め)
(8)Pnanasonic LUMIX DMC-LX3
(9)Leica X1(Leicaは真面目にカメラを作っています)
(10)Nikon COOLPIX P6000
これらに共通して言えるのは、CCDまたはCMOSの受光面積が大きく、レンズが明るく、ズーム倍率が低いことです。
コンパクトデジカメを買うときには、それを条件に慎重にカメラ選びをすることをお勧めします。